新型日産リーフはコスト的にプリウスを超えたのか?欠点を指摘し検証します。



新型日産リーフ

新型リーフ
新型日産リーフが発売されました。航続距離が400kmになり、40kWhのバッテリーが搭載されました。

ちょっと待ってく下さい!

今回はリーフの決定的な弱点について検証していきます。

深夜電力ではフル充電できない

これは我が家の配電盤の中の写真です。外部EVコンセントの部分を見て下さい。

新築で家を建てる時に(4年前)、EV専用外部コンセントを設置しました。この時に設置した容量が電圧200V、電流20Aという容量なんです。

このコンセントで1時間充電される電力は単純に掛け算して

200V×20A×1h = 4KWh

になります。

四国電力の電気料金プランで、季節別時間帯別電灯(電化Deナイト)というプランがあるんですが、このプランの深夜電力が使える時間帯が、

夜間:午後11から翌日7時

の8時間しか使えません。8時間の充電では、

200V×20A×8h = 24KWh

24KWhしか深夜電力で充電できないんです。

深夜電力では60%くらいしか充電できないんだ。
我が家のプランではそうだね。

スマートeプラン

四国電力の新しい電気料金プラン、スマートeプラン(タイプH+)について考えてみます。

スマートeプランは23時から9時まで深夜電力が使えます。深夜電力で約10時間の充電が可能になります。

10時間充電の場合は、

200V×20A×10h = 40KWh

なのでフル充電できそうですね。

新しいプランならフル充電できるんだ。新しいプランに変えるか。
そう簡単な話じゃないんだ。


電気料金の比較

季節別時間帯別電灯では深夜電力は1kWh当たり11円04銭、スマートeプランの場合1kWh当たりの電気料金は14.22円です。

1KWh料金フル充電容量フル充電料金レギュラー換算
季節別時間帯11.04円24KWh264円71.0km/ℓ
スマートe14.22円40KWh560円56.91km/ℓ

※旧リーフ(24Kwh)がフル充電で150km走行するとして

※ユーザー評価より実測値参照

※レギュラーは125円で計算

計算すると以上のようになります。

リッター約57km/ℓの車を維持しているのと同じ計算なんだ!
それでは損益分岐点を計算してみようか。
1ℓ走行可能距離10万キロ走行コスト
プリウス25km/ℓ約50万円
リーフ57km/ℓ約22万円

※レギュラー125円計算

※1ℓ走行可能距離はスマートeプランで計算

10万キロ走行コスト差が約28万円です。プリウスと新型リーフの価格差が約100万円あるので、その差を埋めるためには約35万km走行しないといけません。

35万キロも乗らないと価格差が埋まらないだ!

充電コストが安い季節別時間帯別電灯プランですと、10万キロ走行コストの価格差が50万円ですが、深夜電力でフル充電できない問題があります。

電気工事をして30Aのブレーカを設置すれば深夜電力でフル充電も可能ですが、契約アンペアが上がってしまい電気料金が上がります。

10万キロ走行のコスト差が28万円しかないならバッテリー交換コストの方が高そうです。35万kmもバッテリーがもつとは思えませんから。

日産は電気で走ることによりコスト削減をうたっていますが、本体価格が高ければ意味がありません。

リーフが嫌いな太郎からの報告でした。

本日はこれで。