住宅メーカが提案する太陽光パネルの20年全量固定買い取りは本当に得なのか?




住宅メーカーが屋根に10Kw以上の太陽光パネルを付けてた住宅を次々に売りだしています。
10Kw以上の太陽光パネルは固定買い取り期間が20年になるためだそうですですが、本当に得策なのか検討してみます。

全量買取にした場合

2017年以降の太陽光パネルの買い取り金額は10Kw以上の場合は21円/kwhで、この金額はオール電化で日中使用した場合の電気料金

季節別時間帯別電灯契約(電化Deナイト)

夏季 1kwhにつき 31円97銭

その他の季節 1Kwhにつき 26円64銭

を大幅に下回ります。
つまり、20年固定全量買い取り制度を申し込んだ場合、日中の電気料金は高い電力会社からの電気を購入して自宅の太陽光パネルからは安い電気を売る逆転現象が生じてしまいます。
年間一世帯当平均的な家庭でだいたい4000Kwh電気を消費します。
その半分を日中消費したとして電気料金の差額を計算してみましょう。

2000Kwh ×(28-21)=14000円

28円は電力会社から買う電気(季節ごとに価格が違うので計算しやすいように28円で設定)で、21円は自宅の電気を売る販売価格、自宅消費だと本来買わなくていい28円の電気を購入しないといけないのでその分を損失と考えます。
ざっくり計算して年間1.4万円の損失になります20年で28万円の損失になります。

住宅ローン金利を踏まえて考える

設置費用は、だいたい現在1Kwh当たりの太陽光パネルは約30万円と言われていますので10Kwhで約300万設備費用がかかります。

現在300万円を住宅ローン35年に組み込むと現在の金利で、総支払額が400万近くになります。

10Kwhの太陽光パネルの場合、年間21万円発電するので

21万円×20年=420万円(利益)

ここで損益計算をします

420万円 ー 400万円 ー 28万円= -8万円

利益-住宅ローン総額-電気代買取差額=-8万円

ざっくり計算してー8万円損失が出ることになります。

本当にざっくり計算ですが損失がでることは確実そうです。
原子力発電の停止が続くと電気料金の価格がさらに上昇することが予想される上、20年後は買取金額がわかりません。

10Kwh以上は業者扱いですので必要なメンテナンスを要求されそうです、うーん全量買い取りはリスク高そうですね。

全量買取以外に余剰買取制度もあります。

余剰買取制度に関してしては次の機会に


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